2012年4月23日

暗黒の特殊作戦


暗黒の特殊作戦
無法海域掃討作戦
 マット・リンの傭兵シリーズの2巻と3巻。2巻は、アフリカ南部の独裁国家の大統領を暗殺するために、社会の最底辺から傭兵たちが招集され、突発的なアクシデントに翻弄されつつ、限りなく不可能にみえる任務に挑戦していくというあらすじ。3巻はソマリアの海賊退治。このシリーズを読んでいて思い出したのが七人の侍。腕に覚えのある社会のおちこぼれたちが、それぞれの特技を生かして不可能を可能にしていくストーリーがちょっと似ています。あと、このシリーズで面白いのは、傭兵たちが最底辺であることを楽しんでいることかな。萌えとかは一切ないし、ひたすら硝煙と下ネタと暴力の漢の世界。そういうのがいい人にはたまらないシリーズです。

三国志 5巻
 北方三国志。ほかに読む物がないときに読んでいる。呂布が死に、劉備は新野で客将として兵を養い、曹操は袁紹を滅ぼして北方に地盤を固め、孫権は南越征伐。3巻で呂布が死んでからずっとお通夜モードが続いていましたが、この巻で張飛がクローズアップされ、お通夜モードも終息。ほかの三国志では粗暴な武将として描かれることの多い張飛ですが、この物語では野獣の演技をしている理性派として描かれており、ユニーク。そこが好きか嫌いかで、このシリーズの好き嫌いもわかれそう。

コメント(2)

北方版の張飛は、良くも悪くも北方らしいと思います。

もっとも、他の媒体の描く張飛が物足りないので、これまでで
一番好きなのも北方版ですが。
張飛っていえば間違いなく人気キャラのはずなのに。

ほかの人の三国志では、張飛は関羽が死んでから本気をだして、理性的になろうとして、でも酒で失敗ってパターンが多いね。

まあ、張飛が最初から理性的だと、関羽が逆に目立たなくなっちゃうし、関羽が生きている間に見せ場をあげるには仕方ないんだろうなと思っています。その定石をはずして、関羽に見せ場があげられるのかな。