2011年2月23日

需要と供給で考える武士


需要と供給で考える武士
 中世、官職は基本的に世襲でした。
 しかし、いくら世襲でも本人の頭が悪ければ仕事をクビになるため、公家は子供の教育に血道をそそぎます。一方、子供を教育する金も、教師も教科書もない庶民はどうあがいても官職につけません。
 唯一の抜け道は坊主になり寺で教育を受けることですが、そこから政治家になるのは至難のわざ。この教育格差が中世日本の身分制度を支えていたといってもいいでしょう。
 さて、官職のなかには武官もあります。朝廷にとって武官は文官に比べて一段格の低いものでした。また、中世日本において武官の需要はあまりなく、それゆえに狭き門だったことがわかります。しかし、武官になるのは、文官になるよりも応募資格が低く、世襲が幅をきかしているものの、ある程度は実力主義のため一般の応募者が殺到しました。しかし、朝廷としては武官に給料を払うくらいなら文官に金を回したいので、常に必要最小限の武官しか雇いません。
 この姿勢がやがて武官の反乱を招き、鎌倉幕府の成立につながっていくわけですが、さて、時代がくだり朝廷の権威が低下するにつれて、人々は朝廷の公認なしに「自分は武官である」と勝手に名乗るようになります。
 いわば武官という官職が自由化されたのと同じ状態になり、武官という官職の供給が無制限になったために、日本各地に武士があふれかえり、その結果として武士どうしの戦いが頻発する戦国時代がはじまります。
 競争はどんどん大規模化し、やがて全国規模の競争になって織田信長、豊臣秀吉という異能の武士を生みだし、朝廷そのものがひっくり返されます。

 この武士の例は需要と供給で考えると、非常に面白くなります。
 武士になりたいという民間の需要は非常に大きいのですが、朝廷は武士に金を払う金がないので供給を絞ります。しかし、あまりに絞りすぎたために、民間が独自に武士を擁立するようになり、朝廷が供給をコントロールできなくなり、供給が無制限になると、武士どうしの競争が激しくなり、朝廷そのものをひっくり返すほどのパワーを発揮します。
 仮に朝廷が武官に相応に報いており、彼らの組織化に成功していれば、このようなぶざまなことにはならなかったでしょう。
 秀吉の跡目を継いだ徳川幕府はこの武士の供給問題に決着をつけます。士農工商という身分制度を確定し、無制限だった武士の需要と供給を一定以下におさえることに成功し、武士は中世の官職のように世襲するものになりました。武官を公家化したといってもいいかもしれません。武士道というものは、この公家化した武士の処世術だったことになります。
 しかし、この身分制度も幕末に下級武士たちによって再びひっくり返されます。そして明治時代になると、武士は軍人に名をかえます。日清/日露と対外戦争に勝利し続けることで軍人は世論を味方につけ、やがて国をのっとり、国力を無視した軍備拡張に奔走し、太平洋戦争に突入することになります。
 とはいえ、政治も経済もなく軍事だけで突っ走る国が長くもつわけもなく、軍国日本は太平洋戦争でボロ負けし、陸海軍は解体。のちに警察予備隊>自衛隊と名をかえ復活しますが、自衛隊はアメリカの世界戦略に組み込まれた存在になります。こうして自衛隊の上位にアメリカ軍がくることで、武士の末裔が政治を乗っ取る危険はシステム的に予防されたわけですが、アメリカが自衛隊を放り出すようなことがあれば、歴史の流れからみてクーデターもどきの可能性が生まれるのでしょう。

 そうならないためには、政治の空白を生まないことが一番ですが、それはたとえばマスコミが政治を監視する役割を果たし、庶民が軍部よりも政治を信頼するよう実績を重ね、軍部の手柄には相応に報いてやるなど、考えられる限りの手をうち、武士の需要が生まれないようにしなければなりません。
 ここまで便宜的に「武士」と書いていますが、武士はもともとは武装した農民だったことを考えると、現代では就職難民とか奴隷労働の若者でも、武装さえすれば、条件は整うといえます。いまアフリカで起きている革命も、じつはそういう理屈で説明できるのかもしれません。
 以上、需要と供給からみた武士でした。

 例によって駄文なので、あまり本気にしないように。

コメント(42)

「アメリカが自衛隊を放り出すようなことがあれば、歴史の流れからみてクーデターもどきの可能性が生まれるのでしょう。」か。なんだかなー

 日本でクーデターなんて起こりっこない。

諸外国の例を見ても、いくら軍隊が頑張って武装したところで、市民の支持を得られないクーデターが成功するわけもないのに。軍人だって家に帰れば市民の一人なのですから。

それを、「就職難民とか奴隷労働の若者でも、武装さえすれば、条件は整う。」とかいわれてもねぇ。

 アフリカで起きている革命のように、基本的に大多数の人々が食えなくなれば革命は必然だけれど、日本はそうならない。

 ニートでも生きていけるeasyモードのこんな世界じゃ、革命なんて起こりっこない。革命で世の中がひっくり返るのは、せいぜいネトウヨの頭の中の妄想だけだろう。

そんな世界があるといいですね(笑)

あなたはなにをいっているのですか?

ちゃんと最後に「例によって駄文なので、あまり本気にしないように。
」と書いてあるではないですか。

本気にしないでください。

たかだかここ数十年続いただけの最近の傾向が永遠に続くと思っているなんて、おめでたいですね。

はいはい、だからなに?

おや、ちょっと前の、もうどの記事か忘れたけど質問に答えず消えてしまってた七誌さん、復活ですか。折角なのであの記事にもコメントくださいよ。

>諸外国の例を見ても、いくら軍隊が頑張って武装したところで、市民の支持を得られないクーデターが成功するわけもないのに。軍人だって家に帰れば市民の一人なのですから。

逆に言えば、市民の支持が有りさえすればクーデターが成功するわけですね。昭和初期は軍部が権力を掌握していましたけれども、市民が支持したから結果としてクーデターに成功したってことですね。

>それを、「就職難民とか奴隷労働の若者でも、武装さえすれば、条件は整う。」とかいわれてもねぇ。

世のゲリラ組織の大半の存在を否定するような発言だと思うのですががが。アルカイダなんて就職難民の若者が武装した集団だと思ってたんですけど、そうじゃないんでしょうか。ソマリアの海賊だって、あれが一番儲かる職業だからみんなやってるわけですし。金を落として住民を守ってくれるならみんなそっちになびくでしょう。

日本ではあんなガチンコ武力衝突の革命とかは起きにくいでしょうけど、緩やかな革命は十分あり得ると思いますけどね。まあ、普段からやってる業務改善のような動きを革命的なものと捉えるか、そうでないと捉えるかでずいぶん違ってくる話だとは思いますが。傾向の変化に対して不断の改変を続けるか、ぎりぎりまで前のシステムを維持して激変させるかの違いでしょうしねえ。


提督さん>
個人的には、武士の後継は公務員だと思っているんですが。帝国軍も所詮は官僚組織だったと考えて、そっちの方がしっくりくるような気がします。

>七誌・七氏
この人たち、あおるにしても、論理が稚拙すぎてつまらないんですよね。まじめに返答する気も起きない。

>みなみうりさん
この論の文脈の中では、武官>武士>軍人という流れになっています。
また、後段で、武士は武装農民だったともありますので、武士の後継の条件は官職であることよりも、武装していることのほうが重要な条件だと考えています。武装していないのであれば、公家の後継になりますから。
ゆえに、帝国軍は軍人である前に官僚ですが、官僚という属性よりも武装しているという属性のほうが強い、と考えています。

>みなみうり氏

あなたのいう昭和初期のクーデターと言うのは、成功したのかな?アレが成功したっていうのであれば、まあ全く無知なことで。

 まったく、あなたの文章を読んで、私は大笑いしてしまいました。

 あなた曰く、「ニート」の就職難民が「武装ゲリラを組織」して「日本国内で戦うのが」貴方的には「アリ」なんですね。そりゃあ想像しただけでで絵的に笑えるなぁ。そりゃあ、なんて中二病w

 アルカイダなんて就職難民の若者が武装した集団ですってw

 そんなことを信じているネトウヨじゃあ、そりゃあ、まともに話も通じないよね。

>提督氏

私がつっこみたかったから、突っ込んだんだけど、んじゃあ、あんまり本気にしないということで。あと、七氏さんは私と別人ですよ。

 革命を起こすには、社会の過半数に近い支持が必要です。民主主義下では、それは武力革命と言う形ではなく選挙による政権の移譲と言うより平和的な形で行われます。民主党の政権奪取は、団塊の世代によるまさに革命でした。この革命が成功するかどうかは、春の統一地方選挙の結果によってわかりますが、いまのところ望みは薄いですね。

 日本では社会の大多数を占める、団塊の世代の支持を得られれば、革命なんて簡単に成功します。それ以外の方法では、日本の社会的改革は成功しません。ここに日本の閉塞の原因があります。これは提督さんが指摘するとおりですね。

 ただし、それゆえに不満を抱えた若者による革命を唱えたところで、成功するはずも無いので結果については提督さんと意見は異なりますが。

別人ですか。失礼度がよく似ていたので、誤認しました。
失礼しました。

ところで、
「革命を起こすには、社会の過半数に近い支持が必要です」
とおっしゃってますが、どこからそんな変な理屈が出てくるのでしょうか。よくわかりません。

10人の人間が密室にいて、討論をしたとします。ここで意見を通すには、たしかに過半数の支持が必要です。

しかし、私がこの論で書いたのは、そんなことじゃないでしょう?
武装した農民が武士になり、やがてそれが軍人になったという話です。

10人の人間が密室にいて、そのうちの1人が武装して討論をしたとします。この状態で、自分の意見を通すのに、過半数をとる必要はありません。機関銃で脅せばいいのですから。
だからこそ武装した人間が日本の歴史を動かしてきたと、書いたのです。

しかし、現代でそれをやれというのは絵空事だから、本気にするなよと書いたのです。

どうもあなたは中盤までしか読んでないように見受けられるのですが、あなた、本当に私の論を読んでいますか?

>どこからそんな変な理屈が出てくるのでしょうか。

もちろんあなたは存じあげないもしれませんが、日本は民主主義の国ですから、国民の過半数の支持があれば、政権を奪取することは簡単です。

少数の人々が武器で脅したところで、政権を維持できなければ単なるクーデターで簡単に鎮圧されてしまいます。軍人は寝て食わなくてはなりませんから。たとえ武器で脅して政権を奪ったところで、あなたもおっしゃっているように、どこから補給するのですか?国民から略奪すれば、そんな政権の先行きが長くないのは自明の理ですね。

 そういう国が広い世界には無いとはいいませんが、まあ日本では無理でしょうね。

 後半ですか・・私にとってはつまんないけど、後半についてあえて論評するとするならば、

 私は後半については私はあなたと意見を異にしています。あなたの軍部が戦争をしたくてたまらなかったという説を信じてはいないので。

 また、あなたの、アメリカ軍の指揮下に自衛隊があるって説も信じていないですしね。

 「アメリカ軍のくびきから逃れた自衛隊が、日本で内戦を起こして政権を奪取する」とか、それはどんな妄想ですか?仮想戦記なら面白いかもしれないけど、それにまじめに論評するのは罵詈雑言しか出てきそうに無いので私としては避けたいですね。

 政治が軍人より悪くなれば、クーデターの可能性は相当に高くなりますが、民主主義下で公正な選挙が行われているならば、軍がクーデターを起こすより選挙で落選する方がはるかに話がはやいため、政治家が憲法の停止でもしない限りは、日本でクーデターなんてネトウヨの妄想の中でしか起こりっこありません。

 あなたの主張とは異なり、現代も古代も変わりなく、多数派の支持なくして、武装した少数の人々が大多数の人々を支配し続けることはできません。武装した人間が日本の歴史を動かしてきたというのは誤りです。テロで歴史を変えることはできても、動かすことは出来ません。ろくな武器の無い古代ならなおさらです。

 そして戦争中でも、変わりなく日本の選挙は行われていました。さすがにちょっと中断はあったのかな?この状況で、軍部の暴走がーとかいわれましてもねぇ・・・

横から失礼しますよ。

革命やらクーデターは、成功しようがしまいが発生した時点で大迷惑なわけですよ。少数派うんぬんやら民主主義がどーの以前にね。
だから、革命の原因となる「武士への需要」を生じさせないように、政治への信頼感を失わないようにせんとダメですよってことですよ。

ついでにもう一言
田母神さんみたいな人が上の方に行ける自衛隊という組織を、私はそんなに信頼していませんので、少なくとも自衛隊がまともになるまで米軍の皆さんは日本でゆっくりしていって欲しいです。

>七誌さん
 要するに、あなたは民主主義国である日本では、武装した人間が革命をするはずがないから、無視してもかまわないファクターだとおっしゃるわけですね?
 まさにその「武装した人間が革命をするはずがないから、無視してもかまわない」を地でいった朝廷や幕府がひっくり返された事例は無視ですか?

 あなたは現在の民主主義に絶大な信頼をおいているようですが、それが慢心ではないかと私はいっているのです。
 普通の人なら、そういわれたら「そうかもしれない、気をつけよう」と自戒しますよね。でも、普通人の感覚を持たない傲慢な人間なら「そんなことはありえない」と反省もせず、抗議をしてくるでしょう。
 傲慢な人間が上にいたら、下はひっくり返したくなりますよね。それが革命の理屈です。

 民衆の半数の支持がなかったら革命が起きないなんて、バカげた革命理論は聞いたことがありません。歴史をみてください。
 革命をはじめる連中は、「この革命が成功したらみんな支持してくれる」と見切り発車をしています。革命が起きたあとに民衆の半数の支持というなら話はわかりますが、起こる前にそんな話をされてもナンセンスです。


>Gontaさん
 普通に理解してくれるとGontaさんのまとめになるはずですよね。

>民主主義国である日本では、武装した人間が革命をするはずがない

 それはあなたの勘違いです。わたしがいつそんなことを言いましたか?

 私は、日本では武装した人間が革命をするはずがないなんてことは言っていない。たとえばいまの政権を見れば、ゲバ棒持って戦ってたかっての革命勢力(笑)の顔ぶれががたくさんいますよ。
 彼らが5万人揃って、国会を占拠し、東大を焼いた時代もありましたが、そんな連中が日本で支持を集められるわけが無い。彼らの革命に成功の要素はなかった。

 不満を持った若者を無視してよいファクターであるというのは私の主張と合致しますが。全ての人が満足できる政治なんてのは不可能です。であるならば支持を集めるべきは、不満を溜めた若者ではなく大多数の団塊世代だということですね。

 それとも、若者による武力革命がおこったら、あなたはそれを支持するクチなのですかねw

>民衆の半数の支持がなかったら革命が起きないなんて、バカげた革命理論は聞いたことがありません

 では、あなたに問いましょう。歴史を見て、国民の支持なくして成功した革命が、どこにあると言うのですか?時の為政者を銃殺するのは基地外一人で出来ることだ。しかし、革命を成功させるためには国民の支持は欠かすことが出来ない。

 あえて言うならば、前回の衆議院選挙のように、為政者への不満が嵩じて、「お灸を据える」ため、恨みを晴らすために消極的な支持として革命勢力が選択されることはある。

 しかし、鼻つまみ者の民主党政権ですら、普通の日本人なら、たとえネトウヨであっても総理大臣である菅を暗殺した人々をを支持することは無いだろう。だから私が信頼を置いているのは、民主主義ではなく、日本人の民度です。

 Gontaさんのまとめについては、あなたが言いたいことが、武力革命は迷惑だよね?ってことなら、そーですねとしか言いようがないけど。
 まあ実際、日本では武力革命なんて無視していいファクターではあるわね。もし生きてる間にそんな椿事にお目にかかれるようなら、三回転半ジャンピング土下座して謝りますよw

あいかわらず傲慢ですね。

誰が本論で「革命を成功させる」と書いたのですか。
ゆえにあなたの反論の大半はどうでもいいことです。その反論すら、論理の組み立てが地に足がついてないし、傲慢がすぎるので反論するのもバカらしい。

介護に疲れた子供が親を殺す事件がチラホラと起こっています。
いってみればこれは家庭内の革命です。
私は、それが社会で起こらないと、断言できるほど傲慢ではありません。
この状態は今後、どんどん加速し、革命の危険性はどんどん高まっていくでしょう。団塊の世代が年をとればとるほど、傲慢に拍車がかかればかかるほど、その危険性は高まります。
ゆえに、私はあなたの見解には同意できません。

なんつーか、科学理論で理想状態を仮定して考えている提督さんに対し、反例を持ち出して否定する七誌さん、って関係に見えるわけですが。そもそもの論の組み立て方が違っているから、議論しても噛み合うわけがないですわな。

七誌さん>
五・一五事件や二・二六事件単体については私もあんなもの成功とは思ってません。ただ、その後の歴史的事実として軍部が内閣の方針を左右した状況を見れば、軍部全体が起こしたクーデターと考えると結果として成功したと言えなくもない、ということです。この辺は見方の違いだと思いますので、どこまでの時間軸、組織的広がりを考えて成功や失敗を論じているのか、前提を確認させていただければと思います。
因みに、私のコメントの後段で革命の定義について多少触れていますけれども、七誌さんはどのように定義していますか?同じ「革命」という言葉を使っていても、その言葉が指し示す状況について認識がずれていることは多分にあります。私としては、ある日突然の武力革命のみならず、普段のカイゼン運動もある意味革命と捉えてよいのではないか、という認識で語っています。カイゼン運動は改革であって革命ではない、という認識であればそこをお示しください。その様な文脈であれば「日本で革命は起きえない」と言い切っても言い過ぎではないと思います。可能性が皆無、とはあえて断言しませんが。

提督さん>
武士を単なる武装集団と規定するのは、先日の「武士の家計簿」にあったような能吏としての武士がスポイルされているような気がしましたので提起させていただきました。まあ、能吏集団は平安時代には公家として、戦国時代以降は武士として、明治以降は官僚として呼び方を変遷しつつ連綿と続いてきているでしょうから、彼ら統治機構とその上部の指導者層を切り離して考えてもいいのかもしれません。
その辺を考えていくと面白いかもしれませんね。

>みなみうりさん

革命とは
漢語としての「革命」の本義は易姓革命のこと。
つまりは天命が革まり、(新しい姓を持つ)王朝が登場すること。
出典は易経の49「革」の「湯武革命、順乎天而應乎人*1」。

引用 http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B3%D7%CC%BF

つまり、天命が改まることを革命と呼びます。天命が革まらなければ、革命とは呼べませんよ?

よって、普段のカイゼン運動もある意味革命と捉えてよいのではないか、というあなたの知識は誤りです。日々世の中はある意味において改善されていきますが、それを革命とは一般的には呼びません。

自分でちょっと調べれば判ることなのにね。

武士というか、武装した人間集団を中心に日本史は動いており、それを無視した政治をすると、必ず武装した連中にしっぺ返しをくらうというのが、日本の歴史の教訓であると理解していただきたいわけです。

戦後はそのへんのことを、なかったことにしたい人たちのおかげで、教科書そのほかがおかしくなって、それを学んだ大多数の人間も、歴史の教訓を無視する能力が磨かれてしまったような気がします。

横から失礼しますよ。

革命は近代以降revolutionの訳語としても使われるようになったから、別に天命が革まらなくても「革命」とよんで差し支えはないですよ。

というか革命の定義うんぬんよりも、
「合法なやり方(政治)が信用できなくなったから非合法なやり方(暴力)で世の中を変えてやるぜ!」
っていう人が増えること自体が問題なわけで。

最近の日本国内でも、実際に知事や代議士が暗殺されています。
もちろん暗殺した人が国民の支持を集められるはずはありませんし、天命とか世の中の仕組みとかが変わるわけではありません。
でもこんな事が起こること自体あってはならないわけですよ。

だから政治への信頼を高めて「武士の需要」を減らしていきましょう!
「武士」にならなくても世の中をよくできるようにしなくてはなりませんよってことです。

ちなみに私的にここだけで定義する「武士」は暴力で世の中を変えようとする人(成功しても失敗しても・規模が大きくても小さくても)を指します。
話をわかりやすく単純にするために、能吏となった武士はあえて除外します。ごめんよ猪山さん・・・。
武士という単語にこんな意味はないとわかってますが、この場だけあえて強引にこう定義しますよ。

七誌さん>
革命の定義については了解いたしました。で、クーデターとしては実際に昭和初期に発生しているわけですが、それは果たして成功したんですか?それとも失敗したんですか?
私は、前回のコメントにて「その後の歴史的事実として軍部が内閣の方針を左右した状況を見れば、軍部全体が起こしたクーデターと考えると結果として成功したと言えなくもない」と主張しています。別に天皇制が崩壊したわけでもないですから革命でないとおっしゃるのは別に構いませんが、クーデターとしてみた時には果たして成功しているのでしょうか、それとも失敗なのでしょうか。どちらでも構いませんが、そう考える根拠の提示をお願いします。そこが出ないと議論が成り立ちませんから。

>みなみうりさん

私は読めばわかる、すでに書いてあることについて、他人のログで何度も同じことをお答えする意義を見出せません。なにより私が面白くありませんし。

七誌さん>
どうもご自身で気付いてらっしゃらないようなのですが、あなたの論旨は

「クーデターは発生しない、それは革命が日本において起こり得ないから」

だと理解しております。ただし、この定義にしたがうと、「革命が起きない」ことの説明はついても、それがすなわち「クーデターが起きない」ことへの説明にはなっておりません。少なくとも昭和初期のクーデターについては「発生したこと」は認めていらっしゃいますから、「成功しないクーデターはクーデターではない」という意見ではない、とは読み取れますが、ならば、「クーデターが起きない」という論理的根拠はどこにあるのでしょう。

もう一度、あなたの一番最初のコメントを引用しましょう。

>日本でクーデターなんて起こりっこない。

>諸外国の例を見ても、いくら軍隊が頑張って武装したところで、市民の支持を得られないクーデターが成功するわけもないのに。

どう見ても「クーデターは起きない、それは成功しないからだ」としか解釈しようがありませんが、それ以外の解釈が存在しますか?どんなに成算が薄いようにしか見えないクーデターでも、本人たちは成功すると思っている可能性は十分にあります。あなたにとって他にありえない「革命」の解釈が、私にとっては幅広くなることと同様に。さて、そのようなクーデターが起きない可能性は本当にないのでしょうか。

ついでに。


>私は読めばわかる、すでに書いてあることについて、他人のログで何度も同じことをお答えする意義を見出せません。なにより私が面白くありませんし。

なら、ブログ主である提督さんに同様のことをやってらっしゃるあなたは、私と同じですね。自分のなさり様を思い切り否定できるとは、大変に度量の深い方だと感心することしきりでございます。
人との意見の隔たりを埋める努力をしたくないなら、せめて自分のブログでクダをまくか、せめて他人のブログにコメントを控えた方がよろしいのではありませんか?

そこまでおっしゃられるようならば、貴方のような方にもおわかりになるよう、もう一度趣旨をわかりやすくご説明いたしましょうかね?

10を話して、2.3しか判ってくれない貴方と議論するのは私には本当に非常に苦痛なのですが。

私の話したことは、現在において、

1、成功しないクーデターは死をもって償われなければならない。
2、日本の武装集団である自衛隊は、現在死を賭けて政権を変える必要性を持っていない。
3、民主主義(少なくとも選挙制度が)正常に機能している状態において、民衆はクーデターを起こさなくても投票行為によって政権を交代させることが出来る。
4、たとえ日本の武装集団であるところの自衛隊が国会を武器で制圧しても、国民の支持を得ることは出来ない。

この4点のうち、あなたが納得できない点はありますか?また私が以前に書いていないことはありますか?

「クーデターは発生しない、それは革命が日本において起こり得ないから」のはなぜか。発生させる側に目的も利益も無いからです。

失敗した革命に、利益は生じません。成功する可能性が無いのに「成功するから」世直しのためクーデターを起こすという馬鹿はいますが、そんな馬鹿が日本では政府を転覆できるほど大きな集団となる見込みが無いのは当然ですね。

2.26事件は、日本でクーデターが無理なことの決定的な証左になったと私は考えています。2.26事件で「君側の奸を除くと」総理大臣を殺傷した青年将校に対して、陛下は激怒し逆賊として扱いました。

日本でクーデターを成功させるためには、陛下を脅迫または殺す必要があります。たとえ総理大臣を殺傷して、国会を占拠したとしても、銃をつきつけて陛下を脅迫して、日本人の支持を得られるとあなたは考えますか?私は日本人を信用しているので、どんなに理を並べたところで、そんな逆賊を日本人が信用することはありえません。

私は逆にあくまで「クーデターの可能性があると主張する」あなたに伺いたい。この状況において、日本でどうやったら革命を成功させることが出来ますか?

自分がいまの世の中に不満があるからと言って、「ある日不満を持った若者が数万人集って政府を転覆させる!」と妄想するのはそりゃ貴方の勝手ですがね。あなたの妄想は現実にはなりませんよ?残念なことにw

七誌さんは相変わらず痛いなあ。
七誌さんがみなみうりさんに要求しているのは、逆「悪魔の証明」ですよ。
わかっててやってるんですか?

悪魔の証明 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%82%AA%E9%AD%94%E3%81%AE%E8%A8%BC%E6%98%8E

~がある、という可能性の証明は、~がないという可能性の証明より簡単なんです。あなたの挑んでいる論法では、あなたのほうに勝ち目がありません。

例:アイルランドに蛇はいない。
これを「いない」と証明する場合は、アイルランド全土をくまなく調査しなければならない。しかしそのような調査は実行不可能であり、困難である。一方、一匹でも蛇をつかまえたことを証拠に裏付けられれば、「いること」の証明は可能である。

この例にならえば、みなみうりさんが、0.1%の可能性であれ、クーデターの可能性を証明すればよいのに対し、あなたはクーデターの可能性が100%ないということをみなみうりさんに証明しなければならない。
100%の証明なんて、社会科学においては絶対に不可能だとされている(人間存在は100%合理化できないため)のに、そんなに自信まんまんだなんて、いやあ、すごい自信だな。

大丈夫ですか?

>七誌さんがみなみうりさんに要求しているのは、逆「悪魔の証明」ですよ。わかっててやってるんですか?

もちろん。なぜ私がそう求めたか。彼が求めているのは、「悪魔の証明」だからね。だから私は、逆「悪魔の証明」を彼に求めたのです。

私は、現代日本でクーデタは利益が無いので起こらないと述べた。
これに対して、彼は、「クーデターが絶対に無い」ことの証明を私に求めた。だが、これは詭弁だ。

たとえば、私が彼が宝くじで一等を引く可能性が無いと言ったとしよう。これに対して、彼が百万分の1でも引く可能性があれば、一等を引く可能性がある。と主張する。では彼は一等を引けるかというと、そんなことはないw

朝鮮人や特定アジア人が議論をするとき、虐殺がなかったと言う証拠はない。だから虐殺はあったというのと同じですね。これを朝鮮論法といいます。

なぜこれが詭弁なのかは、以下を参照してください。

2.ごくまれな反例をとりあげる
「だが、尻尾が2本ある犬が生まれることもある」

詭弁のガイドライン
ttp://d.hatena.ne.jp/keyword/%EB%CC%CA%DB%A4%CE%A5%AC%A5%A4%A5%C9%A5%E9%A5%A4%A5%F3

これで答えになりましたでしょうか?

七誌さん>

>3、民主主義(少なくとも選挙制度が)正常に機能している状態において、民衆はクーデターを起こさなくても投票行為によって政権を交代させることが出来る。

問題となるのはここでしょう。この件に関しては、提督さんが過去にこのような文章を書いておられます。

○病み疲れる若者と親殺し
http://kaigun.sakura.ne.jp/blog/2011/03/post-332.html

国民全体としての整合性と若者世代の整合性が明らかにずれているのでは、という意見ですが、このような現実に対して「選挙による政権交代が正常に機能している」と言えるかどうか、でしょう。
まあ、そこまで深く考えなくとも、「まともな政権交代が起きていない」と信じる集団が存在し、彼らが「このままでは日本はひどいことになるが、まともに選挙をしても我々の主張を実現することは無理だからクーデターしか方法がない」と思い込んでクーデターを起こすことはあり得るのではありませんか。
んで、提督さんの話は、「そういう思いつめられた集団が出るかもしれないから、それを防ぐためにはどうすればいいか」という議論だと思うのですが、「前提が成り立たないのにそんな議論は無意味」という態度はおかしいんじゃないでしょうかね。
二・二六にしても、だれもがあなたのように論理的思考ができるのであれば同様の結論に達するでしょう。しかし、世の中そうでない人が山ほどいるわけでして。私だって、とっさの判断が感情に流されることなんてしょっちゅうですから。
あえて尋ねますが、私のような人間が思い込んだ挙句クーデターという手段に打って出るということが、本当に存在しないと思いますか?

現実問題として考えるなら、オウム真理教のサリンテロは彼らの主張を聞く限りクーデター紛いだったようですけどね。これをクーデターと捉えるか、「成功しなかったからただのテロであってクーデターではない」と捉えるか、その辺の解釈の違いだけだと思いますけどねえ。

七誌さん

>2.ごくまれな反例をとりあげる

なるほどね。
そういう論法なら話はわかります。はじめてあなたのいいたいことがわかったような気がします。
しかし、あなたはそれを最初からそれをわかりやすく伝えるべきではなかったのではないでしょうか?

ここは議論するのが目的なのですから、相手をハメる必要はありません(議論をするつもりがないなら、ここに書き込まないでください)。

あなたが考えていることを正確に相手に伝えられれば、次のステージとして、革命が「ごくまれ」な存在なのかどうかという議論をすることができます。
それなのに、あなたの態度が障害になって、そのステージ以前で堂々巡りをしていました。
相手が自分のいうことを理解してくれないからいけないのだという態度は大人の態度とはいえません。自分の主張が相手に理解されていないと思ったら、伝え方を工夫してください。

その上でひとつ。

あなたの論法を借りると、宝くじの数くらいクーデターが企画されていれば、なかには当選して革命になるクーデターも存在するわけですね。
では、当選をだすには、その宝くじの数がどのくらいあればよいのかを考えていけば、革命が起こる確率がわかるわけです。
実際、革命が起こる社会は世情不安な社会が多いわけで、そういう社会では何十件もクーデターが計画されているのでしょう。
そうすると、問題はどこまで世情不安になれば革命が起こるのかという話です。
現時点ではたしかにそこまで世情不安はすすんでいないでしょう。しかし、未来においてはその限りではありません……。

そういう考えは間違ってますか?

>最初からそれをわかりやすく伝えるべき。議論するのが目的なのですから、相手をハメる必要はありません

私には相手を嵌める必要はありません。が、彼に嵌められるのは遠慮したいところです。彼がわかってやっているほど頭がよいのであれば、私が彼に朝鮮論法についてわかりやすく説明しても蛇足で無意味だし、彼がわからないほど頭が悪いのであれば、議論の対象とはならないのでやっぱり無意味です。

普通の議論であれば

Aの自説 私はこう思う 何故ならAAという理由で・・・
Bそれは違う 何故ならBという理由で・・・

となります。こういった議論は面白い。他者の(自分が気づかない)視点で物事を眺めることが出来るからね。

朝鮮論法の場合
A Aの自説 私はこう思う 何故ならAAという理由で・・・
B AがAAである理由をBに判るよう説明しなければならない。説明できなければBの大料理!

A AAはCCだから、AはAAであるわけで。
B AAがCCである理由をBに判るよう説明しなければならない。説明できなければBの大料理!

(以下Aが説明をあきらめるまで続くw AがあきらめるとCの勝利宣言)

こういう議論はつまらないし疲れます。私に何の益もないですしね。だから(いまのところ)彼との議論はつまらない。彼があなたの借り物ではなく、自分の言葉で意見を述べるのであれば、それが私の心の琴線に触れるならば私は必ず答えるでしょう。たとえ貴方が黙れと言ってもね。

10のうち2しか判ってくれない方に、10判らせるために200説明しろと言うのは大人の態度なのでしょうか?私はそうは思いませんよ?

>宝くじの数くらいクーデターが企画されていれば、なかには当選して革命になるクーデターも存在するわけですね。

理論はそうですが、前提条件が間違ってます。
200億円買えば、理論上宝くじも1億円ぐらいは当たるんでしょうが、そんなに金が無いので、そんな空想は無意味です。それで儲かりもしませんから意味が無いですしね。

日本でも不満より命が軽い人々はいますが、その割合は世界の国々で最も少ないレベルでしょう。その層が社会で有意な割合を占めるレベルにならなければ、それを防ぐためにはどうすればいいかという議論の意味がありません。「前提が成り立たないのにそんな議論は無意味」です。

そういった方々が、有意な割合を占めれば、わざわざ武力革命を起こして人殺しをしなくても、その意見を社会に反映させる方法は(日本では)いくらでもあるわけですしね。

ここまで書いて、全てが蛇足。つまらん。われながら駄文だね。

七誌さんは、宝くじについて誤解されているようです。

「200億円買えば、理論上宝くじも1億円ぐらいは当たるんでしょうが、そんなに金が無いので、そんな空想は無意味です。」

 宝くじというのは、運さえ良ければ1000円で1億円が当たる博打です。手軽で夢があることから参加者が多く、参加者が多いので胴元に200億の金が集まるわけで、個人で200億を買い占めてどうこうという博打ではありません。
 ゆえに200億の金がないから無意味、というあなたの否定は見当外れです。
 また、集団であっても200億を集められないという主張もされているようですが、ちょっと引用してみましょう。

「日本でも不満より命が軽い人々はいますが、その割合は世界の国々で最も少ないレベルでしょう」

 上記のようにあなたは書いていますが、不謹慎を承知で書けば、東北大震災で家屋敷や家族を失ったり、原発の被害拡大で仕事を奪われた人々などをみていると、日本において「命が軽い人々」が量産されているように思われます。

 宝くじの話をからめると、震災という予想外のファクターによって宝くじを当てたいと思う人たちが増えているということになります。

 私は上のレスで「そうすると、問題はどこまで世情不安になれば革命が起こるのかという話です。現時点ではたしかにそこまで世情不安はすすんでいないでしょう。しかし、未来においてはその限りではありません……。」と書いています。

 たまたまですが、震災という事件を通して、この国のシステムに疑問を持つ人々が増えていることは、あなたも同意してくれると思います。そして人間ですから、受け取り方には個人差があり、なかには極端な行動に走る人間がでてくることも自明でしょう。
 そして、疑問を持つ人間の母数が多ければ多いほど、極端な人間の数も比例して増えていきます。
 極端な人間は合理的に動きません。また、閉鎖的なコミュニティであれば、極端な人間の思想が伝染することもあるでしょう。
 あなたは極端な人間が、律儀に議会選挙というルールを守ると思われますか?

合理的に動けもしない馬鹿に大規模な革命を組織する力はありません。
私はこのたびの震災で日本人の本当の力を見ました。電車が止まっても、泣き叫んだり暴動を起こすことなく節度を守って互いに助け合う姿に。ルールすら守れない極端な馬鹿に、いったい誰が付いていくのですか?
 あなたならそれを支持しますか?

 何度も書いているように、母数が増えれば当たりがでる可能性も増えます。

 この場合も例外ではなく、1人の極端な人間は非合理な可能性が高く、論じるにあたらないかもしれませんが、20人の極端な人間が発生すれば、そのうちの1人くらいは極端かつ合理的という特殊な才能を持つ人間になる可能性があります。

 極端な人間が100人くらいいれば、そのうちの5人が特異な才能を持ち、その才能を持つもの同士が交流することで革命がはじまります。実際に、明治維新とはそのようにして発生した革命でした。

 ちなみに20人に1人というのは、統計学的に導き出された数字だそうです。集団の90%は常に平凡であり、5%は天才、5%はバカというのが人類全体に共通する傾向だとか。さらに5%の5%は天才中の天才になり、5%の5%の5%は……と続きます。

 民主主義は建前的には、その5%の人材が階級や伝統に邪魔をされず活躍できる(5%のバカも邪魔をされませんが)制度なので、ほかの政治制度よりも、そういったものが活動しやすい制度です。

 さて、そうなると、その5%が天才だかバカだか知りませんが、なかにはカリスマの才能をもった人間もでてくるでしょう。ルールすら守れない極端なバカでも、カリスマがあれば人はついていくと、革命の歴史は教えてくれています。

それほどの才能を持った賢い天才が、革命に狂う理由がありません。日本では。

最近仕事が忙しくてなかなかレスが返せませんでした。
取り敢えずこの点について。

>私は逆にあくまで「クーデターの可能性があると主張する」あなたに伺いたい。この状況において、日本でどうやったら革命を成功させることが出来ますか?

私は一貫して「革命が成功する」なんてことは主張していませんよ。あくまでも「クーデターは起こりうるのではないか」と主張しているだけです。
戦前において「閉塞した現状を打破するために戦争を望む」人の手記が存在しており、その人たちにとっては革命がどうのこうのよりも戦争によって巻き起こる混乱こそが欲していた状況であった様子が分かります。そうした人にとっては、革命が成功する必要なんて全くないでしょう。秋葉原殺人事件は「加藤の乱」と言われましたが、あのような存在の人が連携し始めると「それ自体が目的化したクーデター」というのはあり得る話だと考えております。だからこそ、暴発しないためのセーフティーは平時から考えておくべきだと思うわけです。
今回の地震と一緒で、「こんなモノ想定していなかった」は起きた後にはいいわけでしかないですから。


>ルールすら守れない極端な馬鹿に、いったい誰が付いていくのですか?

そうですね。となると、指導部たる内閣や与党がルールすら守れない極端な馬鹿だったら誰もついていきませんけれども、そういった場合はどうしますか?選挙まで待てればいいですけれども、そんな悠長なことを言ってられない場合も十分あり得るわけですが。

>みなみうりさん

その質問にも私はすでに回答しております。何回も何回も何回も同じことを聞かれるのは私にとって大変苦痛です。

失敗したクーデターは、ただ単に死刑になるだけで、何の社会的影響も与えません。一定数の馬鹿は常に存在するので、その存在をあらかじめ抹消しなければ、馬鹿のクーデターを防ぐことは出来ません。

 あなたのいう「出来るだけ多くの人を殺傷することが目的の」クーデターに達成できる社会的な成果は何もありません。

 あるいは、社会に不満を持つ恵まれない人をすべて幸せにすることが可能ならば、あなたの言う「暴発しないためのセーフティ」も可能なのでしょう。共産主義者は全ての人が公正な報酬を得て平等に幸せな社会を築くことができると主張しましたが、その社会実験の死屍累々の結果は今日、日本人であれば誰でも知るところです。

総理大臣ですら、ルールは守らなければらないのが日本です。民主党は、議会政治の「ルールに従って」何もできず、「ルールに従って」退場してもらうことになるでしょう。ルールを守らないバカは、「ルールに従って」排除される。それが日本です。

だから、そのルールを守らせるのが「武力」なんですよ。
で、日本の歴史において、武力の需要と供給の関係を、この論で論じたわけです。

で、いま需要が高まっているんじゃないのって話をしているだけです。
その需要が沸点に達っする前に、冷却剤をいれたほうがいいんじゃないのという話。

仮に沸点に達していなくても、安全運転のために常温に管理するのが普通なのに、あなたは「ありえないから」で思考停止しています。まるで東電の原発対応ですよ。

日本人は、武力によってルールを守らされているわけではありません。

あなたの説では、「革命の需要がいまこそ高まっている!」のでしょうね。私はそうは思いませんがw

ありえないから、で思考停止しているのではなく、「あっても社会的影響が無い」と論じているだけですよ?私は。

失礼ですが、日本人は武力にルールを守らされています。

あなたが、なぜそうではないといえるのか非常に不思議ですが、どのような裏付けがあるのでしょうか?
もちろん、そこまで断言できるのですから、根拠になる書籍なども立派なものがあると思われますが、よければ書名をお教えください。

私の主張である武力にルールを守らされているというのは、大学の一般教養課程で学ぶ政治学や社会学の教科書が根拠です。
マックス・ヴェーバーの著作などを読めば、私の主張はわかると思われます。もちろん基本ですから、ご存じとは思いますが。

その問いに関する回答は簡単です。

あなたは、誰も見ていなかったら店頭においてあるものを盗みますか?
銃を持っていれば、思うがままのことが出来ると考えていますか?

武力よりも、社会的制裁と言うのはさらに大きな強制力です。

社会契約説の「万人の万人に対する闘争」からの脱却と言うのは、ルールを守ることによって生ずる強制力を意味します。日本でもルールを守らないのであれば、無法者と看做され誰からも相手にされなくなります。

自衛隊は武力があるから自由なのですか?国家は武力を独占しているから、思うままのことが可能なのですか?私はそうは思いませんよ、日本ではね。

私は、あなたの主張の根拠になる書籍や人物を教えてくださいと書きました。なぜ無視なさるのでしょうか?

「武力よりも、社会的制裁と言うのはさらに大きな強制力」

これはあなたの信念でしょうか?
あなたの理屈の特徴は、原因と結果がゴチャゴチャになっていることです。ゆえに理屈よりも感情を重視した信念と評します。

社会的制裁は、社会が武力を持っているから可能な行動です。
あなたのイメージしている社会的制裁は、集団がマナーの悪い個をつまはじきにすることだと思いますが、それは数の暴力であり、暴力である以上、立派な武力です。

ゆえに、あなたのいうところの「武力よりも、社会的制裁と言うのはさらに大きな強制力」という言葉は矛盾しています。
個が集団を上回る武力を持てば、社会的制裁は通用しなくなるからです。

そもそもあなたは「強制力」という言葉を使っていますが、それは武力が使われているという意味なんですが、政治学をおさめていないとわかりませんね。

「自衛隊は武力があるから自由なのですか?国家は武力を独占しているから、思うままのことが可能なのですか?私はそうは思いませんよ、日本ではね。」

あなたの言葉の引用ですが、こんなに子供っぽい疑問を持ってらっしゃるくらいですから、政治学の基本をなにも理解していないことが明白なんですが、我流で面白そうなところだけを勉強するよりも、ちゃんとした歴史の流れを解説している解説書を読むか、大学で講義を聴いてくることをおすすめします。
ちゃんとした先生なら、あなたの疑問は基本中の基本ですから、あなたにもわかるように説明してくれるはずです。

あと「日本ではね」とおっしゃいますが、こういうものは日本だろうと世界だろうと原則は変わりません。
もしあなたが、原則が変わるような発見をなされたのであれば、ノーベル賞をもらえるんじゃないかな。

最後にもう一度。
あなたの主張の根拠になる書籍があるなら、お教えください。

 書物につきましては、ちょっと思い浮かばないので、お答えいたしかねます。書物がなければ論理を語ってはいけないというのであれば、まあ反論を辞めましょう。

 社会的制裁が武力だという貴方の考え方は非常に面白いですねw

 あなたの主張するように、その力を超える個人が生まれることを祈っております。

私は、書物がなければ語ってはいけないとはいっていません。
私が知りたかったのは、あなたの主張に裏付けがあるかどうかです。

あなたの反論が、ネタ本からの引用であればそのネタ本をチェックすることで、あなたの妙な論理の出所を確かめることができますが、そうではなくあなたのオリジナルの論理のようですから、その妙な論理の出所はあなたの脳みそということになります。

そうなると、話は簡単です。あなたの妙な論理は、体系的な勉強をやっていない人間にありがちな誤解が基礎にありますから、土台になる部分を学べば、そのような恥ずかしい理屈をふりまわすこともなくなるだろうと思います。

具体的には、政治学と論理的思考の学習をおすすめします。
大学1年生の一般教養で使われるテキストのようなものをさがせばよいでしょう。
普通のテキストなら、最初のほうのパラグラフで政治と暴力の関係を叙述しているはずです。
くわしく叙述していないテキストも存在しますが、関係を無視するテキストはないはずです。
ちなみに、社会的制裁が武力だというのは、私個人の考えではなく、政治学の基本的な考え方です。

あなたは、みなみうりさんをけなしていましたが、政治学の理解度でいえば、みなみうりさんのほうがはるかに上です。
私が語っていることを理解できるようになれば、おそらくみなみうりさんの反論も理解できるようになるでしょう。

自分が理解していないことを潔く認めるのは、立派な大人の態度です。
負け惜しみはほどほどにすることをおすすめします。
それらをあらためれば、あなたは見所があると思っています。

七誌さん>

>私は、現代日本でクーデタは利益が無いので起こらないと述べた。
>これに対して、彼は、「クーデターが絶対に無い」ことの証明を私に求めた。だが、これは詭弁だ。

    ↓

>失敗したクーデターは、ただ単に死刑になるだけで、何の社会的影響も与えません。一定数の馬鹿は常に存在するので、その存在をあらかじめ抹消しなければ、馬鹿のクーデターを防ぐことは出来ません。

「クーデターは発生しない」と「クーデターは発生するかもしれないが社会的に意味がない」では全く意味合いが違うと思いますが、七誌さんの思考的には全く同じということでしょうか。
私としては、まずは「クーデターは発生しうるか否か」の前提について論じていたつもりしかありませんし、発生しうると仮定した上での「クーデターの影響の大小」についてはまた別な議論になってくると考えております。だからこそ、私は前提としての「クーデターは発生しうる」に拘ったのであり、その後の影響については全く議論したつもりはありません。にもかかわらず、その後の結果としての「クーデターに影響力はない」を根拠に「クーデターは発生しない」と唱えられても、議論が進むはずもない。
結局のところ、クーデターは「迷惑な代物」であり、それが社会を一変させるようなことは日本ではありえないでしょうが、(これは戦前の五・一五や二・二六からも明らかだというのは七誌さんも主張する通りですね)、クーデターが日本の社会を多少なりともまずい方向へ持っていくことだって、戦前の歴史から明らかではないかというのが私の考えになります。その点はすでにGontaさんがご指摘されている通りではありますが、あなたは綺麗にそれをスルーしていますね。
まあ、因果関係について考えていくならば、太平洋戦争に至った過程の中で五・一五や二・二六を原因と考えるか、流れの中で出てきた必然と考えるかによってクーデターの意味も全く変わってきますけれどもね。私としては、世情の流れの中であれらクーデターはある意味必然として起きたことであり、「両事件が戦争を招いた」のではなく、「戦争へと至る世情の中で両事件が発生した」と考えた方がしっくりくると思っています。だからこそ、クーデターは起こさない方が良いし、起きるような世の中にしてはならない、というのが私の結論です。

>あなたのいう「出来るだけ多くの人を殺傷することが目的の」クーデターに達成できる社会的な成果は何もありません。

まあ、ここに反論するのも蛇足ではありますが、あえて書きましょう。
私は「戦争を欲するような空気があった」とは書きましたが、別にそれが大量殺傷を目的としたものと明記していません。戦前にあったのは戦争によって既存社会の枠組みが崩壊することを求める空気であり、その様な社会混乱を目的とするのであれば、革命を求めるよりもずっとハードルが下がります。それに、同様のテロを定期的に起こせば内部改革が遅れて対外強硬策に走ってしまうことは戦前の歴史がまさに証明しているところですね。
そうならない為にも今の時点から社会の在り方を再点検し、あなたのおっしゃる「ルールに基づいた革命」が常に担保されるよう隙を見せるな、と主張したかったのですが、どうも「ルール至上主義」の七誌さんには通じなかったようですね。


>あるいは、社会に不満を持つ恵まれない人をすべて幸せにすることが可能ならば、あなたの言う「暴発しないためのセーフティ」も可能なのでしょう。

更に蛇足。
まず始めに突っ込みたいのですが、なぜ「社会に不満を持つ人」=「恵まれない人」なんですか?「恵まれていても社会に不満を持つ人」や「社会に不満はないけれども恵まれない人」の存在は無視ですかそうですか。
まあ、そこらへんは細かいところですけれども、別に不満を持つ人を幸せにする必要なんてないでしょう。暴発さえさせなければいいのですから。方法としては、「本当に幸せにさせる」「幸せだと勘違いさせる」「このようなことをしていても幸せになれないと思わせる」「ルールに則って主張することが一番の近道だと思わせる」辺りだと思いますが。
その意味で言うなら、結果の平等しか考慮しない共産主義なんて努力する人の成果を踏みにじっているだけの欠陥制度でしょう。あんな単純極まりない設計で全体の幸せが追及できるわけがない。
だからこそ、不満を暴発させないためにどんな手段をとればいいのかという話に発展させたいのですが、七誌さんは今のルールもその運用も完璧で無謬のものだから暴発はあり得ないと思っていらっしゃる。その「あり得ない」に備えましょう、というのが今回の地震で明らかになったことだと思うのですが・・・

取り敢えず。

>あなたは、誰も見ていなかったら店頭においてあるものを盗みますか?

実際に盗む人がいるみたいですね。

○被災地で「トレジャーハンター」が激増中。潰れた家から金庫や貴金属を掘り起こすジョブです
http://white0wine.blog10.fc2.com/blog-entry-2633.html
○福島原発30キロ圏内で電線窃盗 元プロ野球選手(SB)伊奈龍哉を逮捕
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1611717.html

>みなみうりさん

あなたの4つの質問については、すでにお答えしております。