2009年12月 9日

非民主的で硬直化した民主党

非民主的で硬直化した民主党
 藪をつついて蛇を出す、という言葉があります。
 意味は「必要もないことをしたために災いを受けるたとえ」です。
 民主党の行動って、藪をつついて蛇を出す行動ばかりなんですよね。
 例をあげると、円満におさまりかけていた普天間基地問題をつついてアメリカを激怒させるとか、執行するだけになっていた予算編成を事業仕分けでつついてみたものの広言したとおりの予算削減はできず株式市場の不況が深刻化したとか、思い切った環境対策をやろうとしたら信じられない増税額になることがわかって知らんぷりしているとか、自民党のスキャンダルを発掘するとかいって速攻で民主党幹部のスキャンダルがダダ漏れになったりしています。
 藪をつつけば蛇が出るということを知っていてつつくのは、バカがやることです。ですから民主党は藪を突くような公約をだした時点で「それ実際にやったら日本が終わるよ」っていわれていたのですが、政権交代をすれば視聴率が上がり補助金も貰えると思っていたマスコミがひたすらヨイショをしたため、民主党が政権をとりました。結果はご覧の通り。
 どんなに主義主張が美しくても、バカがリーダーになったら、国はダメになります。逆にどんなに主義主張が無茶でも、天才がリーダーになれば国は栄えます。ナポレオンの時代から政治とは究極的にはそういうことなのです。
 問題はバカをリーダーに選びやすい政治制度を国が持っているかどうかです。では、どういう制度がバカをリーダーにするのでしょうか?
 簡単にいえば、実力ではなく派閥の力関係で物事が決定する組織は、バカをリーダーにしやすいといえるでしょう。なぜか自民党に比べてフレッシュなイメージのある民主党ですが、ここ数年で執行部のメンツはどんなミスを犯しても幹部の座に居座っています。長老制度のある自民党より人事が固定化している事実からみると、要するに民主党は論功行賞のできない非民主的かつ硬直した組織なのです。
 もちろんそんな組織を裏であやつるといわれている小沢も、こうなることが予見できないのですから相当なバカ者といえるでしょう。
 非民主的かつ硬直した組織が日本の政治を行った場合、どうなるのかというと事業仕分けという名のリンチを起こしたり、普天間のような小さな問題を深刻な外交問題に発展させたり、経済政策への無知から大不況を到来させるようになります。それらはすべて非民主的かつ硬直した組織ということで説明できるものなのです。
 もう一度いいます。バカがリーダーになったら、どんな高邁な理想があっても無駄であり、国が破滅する前に、バカではない人物をリーダーに据えるべきですが、自民も民主もそういう人材が極度に少ないようです。それこそ日本が不況から抜け出せない究極の理由なのでしょう。
 バカを政治から排除するシステムをつくらないと日本は本当に沈没します。これは前に書いたことですが、政治家には免許システムが必要でしょう。脱税をしない、ウソをつかないなどの最低限の常識もマスターしていない人間が政治家を名乗るのはバカ以前の問題ですが......。