2009年12月17日

お姫様生活願望は誰がために?

結婚を望まない男性におききします。
http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2009/1205/280095.htm
軽く唸ったコピペ
http://kikakakikaka.blog77.fc2.com/blog-entry-1148.html
男おひとりさまの晩年
http://president.jp.reuters.com/category/%E7%94%B7%E3%81%8A%E3%81%B2%E3%81%A8%E3%82%8A%E3%81%95%E3%81%BE%E3%81%AE%E6%99%A9%E5%B9%B4/kwd
 以上を読んで思ったこと。
 女性は雑誌やテレビが伝えるような、典型的なお姫様生活を望んでいたけれど、バブル以降の不況が二十年近く続く現代では、お姫様生活を保障できる男性はほとんどいません。
 ですから、そういう男性をめぐって争奪戦になりますが、これが争奪戦であるという事実をお姫様側が承知していないようです。

 これは雑誌やテレビなど女性が情報を摂取する媒体がそろって「女性は何歳になってもお姫様。異論は認めない」というバイアスがかかっており、それを否定する関連情報、たとえば「王子様はお姫様の人数分存在しない」という情報を隠蔽していることが原因です。
 そんなバイアスをかけて誰が得をするのかというと「お姫様になるために必要なアイテム」を販売している会社、たとえば化粧品や服飾などテレビでよくみかける女性向けブランドのスポンサーの意向を重視しているのでしょう。しかし、それだけでしょうか? もちろん、スポンサーの意向だけで、社会的なバイアスが生まれるはずがありません。

 さらに深層を分析していくと、例の児童ポルノ禁止法を推進している人々と同じように「男性と女性の関係はこうあるべきだ」という道徳的なバイアスが、日本国のメディアと受け手側の大多数に存在し、その「神話」を崩す行為を拒否しているのでしょう。
 日本人は自分のことを無宗教と自認しているので、こういった道徳的な価値観を持つこと自体が不思議なのですが、ではバイアス推進派の価値観とはどこにあるのでしょう?
 こういった価値観を社会に強制するのは社会的地位と資産、影響力をもつ人間です。日本でいうなら、団塊世代以上の人々です。彼らは日本の資産の9割を握っているため、それより下の世代の価値観を蹂躙することが可能です。

 団塊の世代といえば高度経済成長期の権化です。不況も国際的緊張も知らずに大人になった世代で、何もしないのに株価は倍々になっていく時代です。彼らの価値観はまさに「バブル」のひと言に尽きます。そう考えると、日本の財政が借金だらけになった理由も、利権屋が幅をきかす理由もわかります。
 そんなだらしない世代ですが、彼らに共通するのが「女性はみんなお姫様」という幻想です。たしかに、誰と結婚しても資産が倍々になっていく時代なら「女性はみんなお姫様」という幻想には現実味があったでしょう。しかし、不況が続く現代では、そんな時代遅れの幻想を他人や、ましてや子供たちに押しつけるべきではありません。

 まあ、バブル世代が不況という現実から目をそらし、構造改革を拒否し続けてきたから、不況がいつまでたっても終わらないのですから、バブル世代が引退するまでこの不況は続くのでしょう。そしてバブル世代が自分の価値観を子供たちに押しつける限り、女性のお姫様願望も続くわけで、少子化はもっと進行していくことになります。
 結局の所、好景気と不況が波のような存在であるというのは経済学のイロハですが、戦後50年ものあいだ史上空前の好景気が続いた日本では、史上空前の不況が50年続くというのも経済学的には正しい結果ともいえます。
 そうなるとこの不況はあと10~30年ほど続くのでしょう。現状でバブル後の不況を「失われた20年」といっていますが、それが「失われた50年」になるのかもしれないということです。そうなるのが嫌なら、脳みそお花畑な団塊の世代を政治的にパージするしかありません。

 結論として、少子化問題を解決したければ「お姫様幻想」を押しつけてくる脳みそお花畑な人間ないし世代を社会的に抹殺しなければならないということです。
 たとえば、年齢制限のある政党をつくるとか、政治家立候補の定年を60歳固定にするとか、有権者にも定年をつくるとかなどがスマートな解決法でしょう。そうすることによってはじめて世代間の資産の平準化が起こり、流動貨幣が増え、内需が高まり、景気も良くなるのです。